先週末、2泊3日で台湾へ行ってきました。
以前上海に行ったときは人が激しくてカルチャーショックだったが、
台湾の人は全体に穏やかで街もうるさくなく、
圧倒されて疲れるようなことはなかった。
故宮博物院と、基隆という港町と、鶯歌という陶磁器の町に行った。
故宮博物院のミュージアムショップはとても楽しい。
白菜と肉のグッズが大量にあり、興奮。
他にも鳥や蝶花などのグッズも大量に。
散財。
ところでこの時期の台湾は日本のGWくらいの気候と聞いていたのに、
みんなダウン着てたりして、まだ全然寒い。
基隆(きーるん)は港町、風の冷たさが輪をかけていた。
駅からバスで仙洞へ。
どんどん窓外が貨物船とコンテナの世界になって、殺伐感が増してゆく。
仙洞周辺は何もない。
鶯歌(おうか)。
陶磁博物館は歴史的な展示から現代陶芸や学生コンペの展示まで幅広い内容。
しかも入場無料。
現代陶芸の展示室は、なんだか身につまされる思いで歩いた。
詰めの甘さややり過ぎや観念の空回りが、作品にこんなに表れてしまうんだなーと。
町は好きな雰囲気だった。
陶磁器店街も、商品は微妙だったが、散歩にはいい感じ。
駅へ戻る道がわからなくなって友人が道を尋ねに傍らの店の扉を叩いた。
出てきたおばさんは完全に中国語しか話さず、
中国語ゼロのこちらとは一切言葉が通じなかったのだけど、
おばさんは全く意に介さず、最後まで堂々たる中国語で道を説明し切った。
かっこいいと思った。